7人が本棚に入れています
本棚に追加
ふーみんside
とある、私の好きな作家さんの小説の一文を思い出した。
醜いアヒルの子の救済についての一文。
少し前に読んで、1人小さく頷いた覚えがあった。
あの童話は、よく考えると変なことだ。
あんな都合よく助けられるわけがないのだから。
なら、自分にとっての救済とはなんだろう。
今の自分は、醜いアヒルの子ではないと思いたいけど、それでも何かの救済を望んでいる。
私はいつから、救済を求めるようになったんだろう。
確実ではないそれを、いつ覚えてしまったんだろう。
私の救済は、なんだろう。
あなたの救済は、なんですか?
end
最初のコメントを投稿しよう!