力の解放

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力の解放

プツンッ!!! (黒龍王)次は貴様だ小僧!一瞬で葬ってやる!フンッ!! そう言うと、腕を振り下ろしてきたが僕はその腕を片手で跳ね除け、ズカズカと美陽と銀麗の側に行く... ごめんね!守るって言ったのに... 僕は、(黒龍王を背にしながら) 美陽と銀麗と共に過ごした日々を思い出しながら、そして怒りを抑えながらも二人の死を無くすイメージをする! (黒龍王)貴様、何を... そして、解せぬ!我を背にするなぞ舐めおってッ!!! すると大気が震えはじめた! そこに、黒龍王の放つ殺気で近寄れないみたいだが、遠くから僕を心配して始や警備隊の仲間がやってきた! (楓)えっ!あそこに倒れてるの白龍様じゃ...... そうゆうと、楓さんは美陽と銀麗がすでに息を引き取ってるのを確認し膝を落とした... (黒龍王)全力の一撃をくれてやる!今度こそ死ねーいッ!!! (始)ぜーーーん危ない!よけろッ!!! 僕は、始の言葉を背に黒龍王の全力を片手で受け止める! (黒龍王)なっ!なんだと...貴様何者だ? (全)うるさいッ! っと片手で受け止めた腕を振り払うと、物凄いスピードで黒龍王は吹き飛ばされた! そして、イメージした通りに美陽と銀麗の傷はみるみる塞がり、まるでただ寝てただけのように二人共目を覚ます! (美陽・銀麗)あれ?私達死んだはずでは.... (全)良かった...二人共... っと言いながら、静かな怒りをほとばしらせながら黒龍王のほうに向かっていく! 始達は白龍様のほうに向かい、一部始終を話していた! (美陽・銀麗)やっぱし、私達は死んでいたのですね...それで全様が生き返らせてくれた... まさか自然の理すら超越なさるなんて神をも超える存在なのかも知れませんね... それに、黒龍は力に特化してるせいで者のなかに眠る力の大きさをみることができませんが私には全様のあの纏う膨大な力がハッキリと視えます。 っと、言いながら立ち上がった! それでも、黒龍王は強い!それにまだ力を解放してないですし、他の黒龍も(黒龍は単体で国を滅ぼせるほどの力を有する)何千もいるなかやはり全様を行かせるわけにはっ と言いながら全のほうに向かう二人! そして、近くまで追いつきお逃げくださいと声をかけようとすると、配下の黒龍達が(何千もの黒龍の群)が物凄いスピードで全の方に向かってきた! このままでは全様も私達も死んでしまうと思ったのも束の間... 全様が、向かってくる黒龍をひと睨みすると何千もの黒龍の群はピタッと動きを止めて震えだした! その間を、まるで何もいないかのように黒龍王に向かって歩みを進める! (黒龍王)睨みだけで、我が黒龍の群を止めただと!!!しかも、なんだ!この我が震えている... ゆっ許せぬ!我が我が!!こっ!こんな人間の小僧に舐められてたまるかーッ! そうゆうと纏う気が変わりあたりがピリつきだしたのも束の間物凄い力が黒龍王に集約していく!その力は流れる雲すらも消しとばした!! 他の黒龍もその力を目の当たりにするのが初めてなのか、ただ呆然と眺め 黒龍王の圧倒的な力を感じたのかその場でとどまっている。(おそらく動くに動けないのだろう) そして、近くにいた始達はとてつもないその力を殺気を身体に浴び絶望しているみたいだった... (美陽)全様、あれは黒龍王のみに使える極技で現在の力を数十倍にもする事ができる技です!とんでもない程の力が渦巻いています... どうかこの場はお逃げっと言い終わる前に 全様は一言、私の頭を撫でながら『大丈夫』っと言うと、黒龍王のいる間合いに一瞬で移動した!それこそ、私の目にも黒龍王にも見えぬ速さで... ドンッ!!! 全の一撃が黒龍王の腹部を貫き物凄い衝撃音が鳴り響いた!!! (黒龍王)ぐはッ!!! (全)お前は、傷つけてはいけない人を傷つけた!絶対に許さないッ!! (黒龍王)... 腹に穴を開けたくらいで粋がるなよ小僧!! そうゆうとみるみる傷が塞がってゆく。 (黒龍王)しかし、我に傷をつけたのは事実‼︎ 貴様は我の全力の一撃で葬ってやる。 すると、黒龍王の口元に物凄いエネルギーが集約していく‼︎‼︎ (黒龍王)これで、貴様もここにいる全ての者たちも無になる事だろう。 死して黒龍王に全力をださせたことを光栄に思え‼︎‼︎ はっっッッッッ!!!!! 物凄い力の塊が放たれた! 震える始達、不安でいっぱいそうな街の人達、終わりを告げられたかのようや顔で祈る美陽と銀麗... っをよそめに、僕はまるで埃を払うかのようにその一撃を天に還した。 (全員)えっ!!あっあれを... (美陽・銀麗)どうやら、全様には無用の心配でしたね...けれどこれほどまでに潜在的な力が強いなんて... 守ってくれる!あの言葉に偽りはないのですね...嬉 (全)言ったでしょ?許さないって!!
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