うたカフェに閑古鳥が鳴いた日。

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「ほれ、うたさん起きれ!」 バシバシバシバシバシバシ 「ちょ、更やん!往復ビンタはダメだよ」 「ワシ、いつもされてますよ?」 「ゲ●兄はいいんでしゅ!」 「なにー!?」 更紗やんがうたうものさんを起こそうと往復ビンタをし、タッくんさんが止め、げたんわさんと束砂やんが兄妹ケンカを始める。 「起きれー!!」 バシバシバシバシバシバシバシバシバシバシ- 「アタッ!アタタタタターッ!オワッターッ!」 「更紗やん、ビンタのしすぎでうた様が北斗●拳のケンシ□ウみたいになってるよ」 「どっちか言ったら、うたうものさんは『アベシ』って言う側なんですけどね」 「ぅ、うーん。なんか顔が痛い」 再度往復ビンタをする更紗やんに瑞希がツッコミ、更に狼歩さんがツッコんだところでようやくうた様のお目覚め。 「おはよー!」 「ふぇ?あれ?え?……おはようございます?」 寝て起きたらみんながいてびっくり。 状況がのみこめないうた様。 『お誕生日おめでとう!!』 びっくりして時計を見れば、4月2日の0時37分。 パンパンパーン!! 至近距離でクラッカーを鳴らす一同。 耳も顔も痛い。
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