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<あとがき>
これは皆さんご存知の小田和正さんの「YES NO」からインスピレーションを得て書いたものです。
3枚組のベストアルバムを聴きながら、オフコース時代はもちろん、その後のセルフカバーとも違う「今」の小田さんの解釈を聞いていると、すべての曲が違う顔をみせてくれて、本当に素晴らしいベストアルバムです。
ライブでも必ず歌ってくれる「YES NO」ですが、歌い方が変わり最後のコーラスが違うのです。これは今回のアルバムでも同様です。
君を抱いていいの?心は今何処にあるの?
君を好きになってもいいの?
君を抱いていいの?心は今何処にあるの?
君を好きになってもいいの?
この最後のフレーズ
『君を好き』で終わるのです。
今回のアルバムでこの最後の「君を好き」で歌が途絶えた瞬間、今回のストーリーが降りてきました。
当初のイメージでは「わけあり」の君と、やや拗らせぎみのワンコ。ともに若造。というものでしたが、書きだしたら結局私は私でした。
ワンコなんて書けるわけもなく、若者ですが社会人。
歌詞を拾いながら最後のイメージまでたどり着くまで書きなぐりました。
君を好きになっていいの?の途中「君が好き」の所でわけあり君がキスをして遮る。
それが降りてきたイメージのラストでした。
その場面で綺麗に終わらせることができず……ちょっと残念ですが。
小学生の頃からずっと好きな小田さんを腐に持ち込んだのは、やや心苦しくもありますが、汚くならないよう心掛けて書きました。
何かに引きずられて書く。新しい発見でした。
せい
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