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AMU(Auto-Mechanical-Unit):アムとも言う。人型機械化兵。月面政府の技術供与によりニマ生存圏で開発され後に世界中に広まった。全長は3mから5mまで様々。装甲は軽戦車並。無人操縦だと複雑な動作はできない。有人操縦でも遠隔操作制御の補助無しでは操縦者の負担が大きい。無人AMUは人的損害が無いため歩兵科の基幹として発展していくことになる。有人AMUはMUAと共に歩兵制改革を引き起こす二大潮流となっていく。 MUA(Mechanical-Unit-Armoured):ムーアとも言う。AMUを装甲形状にしたもので、超甲の外側に纏う。人間の動作が直接反映されるため俊敏な行動が可能。 超甲兵(超甲):スーパーアーマーソルジャーではない。超甲種兵卒の略。甲種とは徴兵検査における健常者のこと。シールダイトから作られたパワードスーツを装着すれば丁種、丙種といった病人同然の兵でも甲種以上の能力を発揮できるようになることからこの名がある。勿論甲種でも着用できるが、この時代の各国の抱える慢性的な兵数不足からして単体強化より兵数を増やす方に優先される。その技術は義手義足の研究と介護用パワードスーツの研究が元になっている。装甲としては戦車並であり、20世紀にドレットノート級戦艦が起こした以上の衝撃を各国陸軍に与えた。当初シールダイトの稀少性と月面政府の機密保持方針故に普及しなかった。その外見は金陀美具足に酷似しているという。因みにランシードが所持しているレーザーソードなるものはスタンガンである。
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