6.月のない夜には君の名を

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震えも涙も止まらなかった。 わたしは何も見てない… そう。 これは夢。 夢だって言って! 初めてここへ来たときみたいに、悪い夢であることを望んだ。 朝までそう祈り続けていた。
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