他人の金で食べる焼肉は絶品

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修「……なんやかんや防衛機能を整えたが」 雷輝「うんwww家の形をした要塞になってるwww」 春奈「あのこれ、私達外に行ける?」 雷輝「スキマ使えwww」 春奈「私スキマ使えない」 隆也「春奈は能力使った事あったか?」 春奈「ないよ。うちにはそんな物」 隆也「変化……だったな。それなら空間の変化でなんとかならないか?」 修「面白そうだな。俺も混ぜろ」 雷輝「俺も俺もwww」 秋奈「そうですね。確かに気になりますよね」 修「……じゃあ春奈は少しずつ能力の練習するか」 雷輝「現実を見てお願いwww」 修「いいか?先ずは変化を明確にイメージ」 雷輝「ちょwwwやめwwwショタコンが襲う気満々だぞおいwww無駄に力強いwww」 修「どうしてだ!能力無効に如何なる移動手段を持ってしても俺達以外すり抜けられない様にした筈だ!」 秋奈「愛は時に、不可能を可能にする」 修「不可能は不可能なんだよ。限界を超えるタイミング可笑しいだろ」 秋奈「いいですか?人の愛というものは決して理論で語る事は出来ないのです。そしてそれは、世の理すら超越してしまうものなのです」 修「お前の愛は可笑しいんだよ。ストライクゾーンが低過ぎんだよ馬鹿。ワンバウンドの大暴投を平気でホームランにすんな」 秋奈「恐縮です」 修「あーもう、考えるのが馬鹿らしい。そんで?お前はなんでいんの?」 秋奈「あ、そうでした。お給料が出たので春奈の生活費として渡しに来たんです」 隆也「理由が案外まともだな。そもそも寺子屋ってちゃんと給料出るんだな」 秋奈「はい。日本円にして約10万円といった所ですね。この里で生きるのには十分なお金です」 修「安いな。俺の弟子は倍以上稼げてるぞ」 秋奈「本郷くんにお弟子さんが?それでは今度挨拶に」 修「ややこしくなるから待て。というか本郷 奈々だぞ?」 秋奈「あ、そうでしたか」 春奈「奈々ちゃんの料理食べたいな」 隆也「じゃあその金使って食べに行けばいいじゃないか」 秋奈「そうですね。初任給のお祝いです。皆で行きましょう」 雷輝「タダ飯あざーすwww」 秋奈「影宮くんも……来るのですね」 雷輝「なにその嫌そうな反応www」
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