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え?オレが司令官なの???
おつかれさまー!」
そういって家に帰ると横になって寝る体制を整えた。
そして起きたときがこれだ。。。
「なんじゃこりゃああああああああああああああああ!」
そう言いたくもなるだろう?
見慣れない部屋、雰囲気、着た記憶のない服、
そして聞こえて来る声
「この惑星を征服してください。「
お。女の声なのか¥?
その声に問いかける「ここは一体どこなんですか?」
「この惑星を征服してください。」
機械的に繰り返される女性の声。
一体何が起こってんだよ!
オレの頭の中はパニックに陥っている。
「この惑星を。。。」
「黙れってんだよ!このビッチが!」
「とにかくこの状況を説明しろ!」
「司令官のお名前をうかがってもよろしいでしょうか?」
お。なんか少し会話っぽくなってきたじゃないか。
「オレは森泉みのる。この星の人間だ。何故俺がこの星を征服する理由があるんだ?」
「私たちは長年の旅の末、この惑星にたどり着きました。ですが、その時にはもう司令官となるべき人種はいなかったのです。ですからこの惑星から我々の目的にふさわしい人材をスカウトしてきたのです。」
それはスカウトではなく誘拐だろうが。。。苛立ちを抑えながらなんとかヒントを引っ張り出そうと試みる。
「では何故オレが選ばれた? その基準とはなんだ?」
「我々が連れてきた人材で一番地球の仕組みを憎み、その崩壊を望んでいたのがあなたなのですよ森泉司令官」
「オレ以外にも人がいるのか?」
「今はお答えできかねます」
「オレは司令だぞ!」
「物事には順番というものがございますので」
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