第1章

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ーー昼休み、僕らは学食に来ていた。 僕らの学校は弁当組が多い、そのため学食は結構空いている。 「ナオト、今日のお昼何にする?」 「んー・・・キャベツを千切りしまくってたからなぁ・・・トンカツ定食かな?」 と他愛もない会話をしながら注文をする、僕はちなみに唐揚げカレーだ。 この学校の学食はなんと学生に嬉しい無料で提供している、なぜなら。 「俺らも早く販売出来るようなアイテム作ってみたいよな」 「ほんとにね、そしたら学生給金を貯めて工房建てたいね」 ここの学校のシステムとしては学生はバイトをしてはいけない、だが、支給された道具を成長させると所有権が認められ学校側が販売をする、そして販売した収益を学生に給金として与える。 なので優秀な人は既に金持ちな人が多い、ちなみに手取りは90%、10%は学校に取られるが破格だと思う。 その10%で学食の食事や学校で支給されてる道具等を購入するので無料に出来るのだ。 一応失敗してもアニマタイトの原料になるので学校が買い取る形で給金が出るのは出るが天と地の差だ。
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