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「なんだ」
「神の遊戯というものは一体なんなのですか? さらにもう一つ聞かせていただきたいのですが、参加に対する拒否権はありますか?」
次に気になったことを俺は尋ねた。
すると神は親切に丁寧に応えてくれた。
「神の遊戯とは、我等神々が各々汝等人間を選び、文字を与え、その字の能力により戦わせ、誰が勝つか賭けるという遊戯だ。汝等人間は欲が深い故、勝者には何でも願いを一つ叶えてやるという、俗にいう賞品を提示すると、拒否権はあるが大抵のものは参加する。加えていうと、今回の試合では勝ち残れるのは2名だ」
何でも願いが叶う、か。
確かに叶えてもらいたい願いはある。
参加する価値はあるようだ。
というより今何か気がかりなことを言っていたような……
今回の試合と言っていたが、今回の試合が指す意味はなんだろうか……
あと、勝者が、2名だったか……
「つまりは……チーム戦……?」
俺は呟いていた。
「チーム戦、という訳では無い。だが、チームを組むのが優勝への近道だな」
と神は俺のつぶやきに応答する。
チーム戦か……他の人たちはどんな人たちなのだろうか……
なんて思っていると、
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