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すべては神だけが知る
あと学校に行って論文提出するまで2時間しかない。
論文を書いてる時間はない。どうしよう。
とりあえず寝るか、、、10分寝て気分すっきり状態で考えるか。
タイマー付けといたら起きれるやろ。
ー10分後ー
ピピピピーピピピピーピピピピー
うるさいな。あと、10分寝るか。別に10分ぐらい大丈夫だ。
ー20分後ー
ピピピピーピピピピーピピピピーピピピピーピピピピー
今何時だと思っているんだ。
ー1時間後ー
ピピピピーピピピピーピピピピーピピピピーピピピピーピピピピーピピピピー
そろそろ、起きるか。丁度20分ぐらい寝たかな。
よーし、ってあれ時計が7時って指してるけど、嘘だよね。今6時だよね。まだ一時間近くあるよね。うん。大丈夫。時計なんてなかったんだ。
とりあえず、学校行くしかないか。課題忘れの言い訳はその時になったら考えよう。
とりあえず持ち物もったし、学校に行くか。
ちなみに学校は電車で20分のところにある自称進学校の高校である。
家から一番近かったのでそこに進学することに決めたのだが残念ながら
高校選びに失敗したようだ。
ただ、高校選びは失敗したものの
いい友達は出来た。たった1人だが、、
同じクラスのたけるである。
共通の趣味であるゲーム好きでサッカー部の一人である。
ちなみに俺は帰宅部だが。
妄想していると、たけるがいるじゃないか。もしかして
課題をコピーさせてくれるかもしれない。
「おはよう」
「おはよう。今日はあの大作のファイルクラフトの発売日だよな。買いに行かない?」
「いや、今日はそれどころじゃないんだよね。」
「なんかあったのか?新作ゲームの予約券取れなかったりしたのか?」
「いや、ゲームのイベントで宿題終わらなかった」
「まじか。それはまずいな。あの先生ガチで退学にするらしいぞ。」
「ガチで」
「たしか過去にあの先生が担任だったクラスの半分は退学されたらしいぜ」
「それは恐ろしい」
「まぁ俺の見せるから軽くパクっとけば大丈夫だって」
やっぱり、たけるはいいやつだ。
友達1人しかいないが、いい友達を持てて勝ち組になったかもしれない。
「すまん少し見せてもらってもいいか?」
「分かった。」
「ありがとう」
ここで、見せてもらえたならハッピーエンドだったかもしれない。
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