116人が本棚に入れています
本棚に追加
/290ページ
有希子は、怖いのと時間に追われてるので、一目散に走りだした。
マンションの玄関前に着いて時計を見たら、いつもの帰宅より
30分も遅れていた。
[もう!あの人達のせいで30分も遅れたじゃない。]
とぶつくさ言いながら、エレベーターで五階の自宅に着くと
急いでシャワーを浴びてクラブの出勤支度をすませた。
こんな事が無ければ今日は和服で出勤する予定だったが、
時間がないので、スーツにした。
白いスーツに着替えて部屋を出た。
急ぐには理由もあった。
今日は同伴出勤するからだった。
タクシーを呼んで、お客との待ち合わせ場所へと向かった。
最初のコメントを投稿しよう!