後悔という名の代償 Toru Miyase‐4

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足りない父親の存在を補おうとして、 惹かれるのは決まって年上の男性だった。 けれどうたかたの恋をいくつ重ねても、 どれも長続きはせず、 孤独を埋めてくれる人は誰一人いなかった。 そんなとき自分を必要だと言ってくれる人に出会えた。 依存するように愛を求めたら、 気がつけば身体と心がボロボロに傷ついていた。 どうして。 私はこんなに大切にしているのに、どうしてあなたは大事にしてくれないの? 何を間違えたというの? ――私はただ、愛されたいだけなのに。
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