あとがき

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日々の生活を送っているうちに心身も良好になり、(今は元気です!)、連載を再開したいという意欲が自然と出てきました。 そして、再開して約4ヵ月後、ようやく完結に至ることができました。 最初はまったく書く予定はなかった透サイド(現に書籍は百々子視点のみ)ですが、 私はとことんぶれずに書かせてもらいました。 百々子と別れてから一年後、透はようやく動きだせるんですが、それに至るまでが長かったですよね。 ですが透の生い立ちを振り返ると、この展開はどうしても外すことができませんでした。 きっと読んでいて疲れたでしょうし、ヤキモキさせたのではないかと思います。 最後までお付き合いくださった皆様には心から感謝の気持ちでいっぱいです。 作品を書いていて何度かつまずいたこともありましたが、こうして大事な作品を世に出せたのは本当に幸せなことですし、私にとってかけがえのない作品になりました。 これもひとえに、応援してくださった皆様のおかげです。 連載中たくさんの読者の方、同じクリエイターの方々に励ましていただき、私自身とても大きなパワーと活力をいただきました。 ありがとうございました……!泣 もちろん、辛いことだけではなく、楽しいこと、嬉しいこともたくさんありました。 特に楽しかったのは、プロット作成時に実在する場所やゆかりの土地を回ったこと!! 作中に出てくる建物や場所はすべて実在しているのですが、作品のイメージをより濃くするために、写真を撮りながらひたすらその場所を巡りました(怪しくない程度にですよ 笑)。 真冬だったのでとても寒かったですが、それもいい思い出です。
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