あとがき

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初めましての方も、お久しぶりの方も、どうも里美けいです。 拙い作品を読んでいただきまして、ありがとうございました。 そして、書籍発売とエブリスタの完結が前後してしまったことを深くお詫び申し上げます。 ごめんなさい。 書いていて楽しかったです、と言いたいところなのですが、 振り返ってみると、いろいろと精神的にきつかったことの方が多かったです。 まさかこんなにも作品に悩まされるとは……。笑 前作、再愛シリーズが完結したあと、少しお休みをいただいていたときに「今抱き」(勝手に略称)のプロットを作成した日がつい最近のことのように感じます。 どんな作品にしようかな~なんて考えながら、まずは人物設定から始めました。 まずキャラ設定から始めないと書けない性分でして、登場人物のプロフィールはこと細かく作りあげました。 前作がド直球な男性(怜斗)だったので、それとは真逆なヒーローにしよう。 前作がとにかく素直な女性(葉瑠)だったので、それとは真逆なヒロインにしよう。 そんな感じで生まれたのが透と百々子でした。 そこからのストーリー展開はとんとん拍子に進んでいきました。 前作で学園のお話を書くのが思いのほか楽しかったので、今作でも高校生のお話を書けたらいいな……。 それと舞台はどこにしよう…。 ストーリーが生まれやすいから舞台設定は大事だな……。(ただ単に私が書きやすいだけ←) 前作は東京だったから、今作は馴染みの深い横浜を舞台にできたら楽しいかも。 それなら私が住んでいるあざみ野(連載当時住んでいました。現在は引っ越しています)を舞台にして、そこから話を広げて三人称単一視点(書籍は三人称です)で書けたらなー、みたいな感じで進めていって…… 出来上がったプロットを見直したとき愕然としながら呟きました。 「暗いっ!Σ(゚口゚;」と。←
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