きっと幾度夏が過ぎても

着いた先は、病院だった『何？こうちゃん、どうしたの？？ねぇ、優くん、ねぇ』病院には、こうちゃんのお父さんもお母さんも居た何か何だか分からないまま、病室に入った私の目の前には、さっき別れた筈のこうちゃんがベットで横たわっていた『こうちゃん、こうちゃん、どうしたの？？こうちゃん、目を開けて、ねぇ、こうちゃん』

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