家事代行的ルームシェア。

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3月の終わり。 私は薫ちゃんの休みに合わせて引っ越しを済ませた。 私は薫ちゃんが私のために空けておいてくれた 窓から江ノ島が見える玄関に近い部屋に荷物とベッドを置き、 薫ちゃんはリビングに続く正面に海がみえる部屋を使っている。 薫ちゃんは、いつもは朝8時に出かけ 夜はイロイロな時間に帰ってくる。 (急な手術や、患者さんのようすや、夜のお付き合いや、調べ物などなど。 理由は沢山ある。) 私に先に寝てて。とか連絡が来ることもよくあって、 そんな時は我が物顔でソファーを占領し、 ゴロゴロしているうちにそのまま眠ってしまい、 「風邪をひくだろ。」とガミガミおこられたり、 声をかけられても起きられなくて、薫ちゃんにベッドに運ばれることも度々だ。 (だって、疲れてるんだもん。) 週に一度は当直があって、 朝、いつものように出かけ、翌日の昼間に帰って来る。 当直の日は私は家に戻ったらメールしろ。と言われている。ので、 いちおう仕事から戻ったらメールするようにしている。 (メールしておかないと、不機嫌な声で電話がかかってくる。) 休みの日は家で、パソコンに向かい、勉強をしたり、 気分転換にスポーツジムに行っているみたいだ。 薫ちゃんは忙しいけれど、朝、夕はほとんど部屋で食事をとるので、 いつも食事を作る時は2人分作って、 日勤の時は必ず、一緒に食べる。とか、遅くなるとか、メールが入って、 一緒に食べたり、後から、温めなおしたりした。
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