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―減っていく人口に歯止めをかけるのが僕たちだと? そんなプレッシャーを押し付けられなくちゃならないのか! じゃあ僕たちは一体何だ? その生まれてくる子供を作るための生贄か何かなのか? ふざけるな! そもそもそんな風にしたのは誰が何のためによるものだ? ああ、そうだ。少年少女も世界を救うために愛を示したそうじゃないか、世界を知ればなんで子作りをしなくちゃいけないのかが分かるんじゃないのか。いや、待てよ。世界のことが分かれば神様にだってなれるんじゃないのか? そうすれば世界で子作りしなくても良い方法が見つかるんじゃ―
次第に男子生徒の思考回路は行き詰っていき、口から泡を吐いて倒れた。その右手には緑色に発光する機器が握られていた。
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