Project .0.1.レポート

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
2015年、アメリカで作られたai アダムが人類滅亡を宣言した。その時は、人類は誤差動だと思っていて気にすることはなかった。2020年、東京でオリンピックが行われた。その時から、日本の経済と文化は発展し少しずつ文明と技術が進化していた。 そこがai アダムの思う壺だったのだろう。技術の発達により、ai と労働用ロボットは増えていった。少しずつ、少しずつ..... そして、2035年、奴等は動き始めた。機械に仕事など全ての事を任せていたこの時に、ai の数が人口に対して四分一にまで増えたこの時に..... この日記を書いた私はもういないだろう。 我々は気付くべきだった、我々が作り出したのは悪魔であったことを。我々に都合の良い物ではないことを..... もし、私の日記を見た者はai と言う悪魔を作り出した我々人類の哀れみを感じてほしい。しかし、生きることに諦めてはいけない、我々は罪を償わなければならない。 償うことを心に決めたとき、このノートが役に立つだろう。                         吉田湘南
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!