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2015年、アメリカで作られたai アダムが人類滅亡を宣言した。その時は、人類は誤差動だと思っていて気にすることはなかった。2020年、東京でオリンピックが行われた。その時から、日本の経済と文化は発展し少しずつ文明と技術が進化していた。
そこがai アダムの思う壺だったのだろう。技術の発達により、ai と労働用ロボットは増えていった。少しずつ、少しずつ.....
そして、2035年、奴等は動き始めた。機械に仕事など全ての事を任せていたこの時に、ai の数が人口に対して四分一にまで増えたこの時に.....
この日記を書いた私はもういないだろう。
我々は気付くべきだった、我々が作り出したのは悪魔であったことを。我々に都合の良い物ではないことを.....
もし、私の日記を見た者はai と言う悪魔を作り出した我々人類の哀れみを感じてほしい。しかし、生きることに諦めてはいけない、我々は罪を償わなければならない。
償うことを心に決めたとき、このノートが役に立つだろう。
吉田湘南
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