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両親が交通事故で亡くなり、当時15歳の俺と5歳の弟に行く宛なんてあるわけもなく…
親戚中が俺達の引き取りに名乗りを挙げてくれるわけもなく、
二人で生きていくしかないと覚悟を決めようとしていた両親の葬式の席で俺に声をかけてきたのは__
叔父と呼ぶには若すぎる叔父さんだった。
確か…母さんの弟…だったっけ?
彼が俺達を引き取ってくれた。
彼の適当さの中に見える確かな優しさに俺達兄弟は次第に打ち解けて絆を深めていく。
そして兄である俺、和真はこの春…高校に上がった。
高校に上がる前に叔父である悠一さんからの求婚。
“二十歳になるまでは手を出さない” 発言に正直戸惑いながらも…
弟の拓真の愛らしさに癒されながら、 ゆっくりと俺の高校生ライフが始まります__
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