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「今の格好も可愛いし」
「悠一さんは俺を女の子にしたいの?所謂…なんだっけ……ああ…あれだ…男の娘っていうやつにした…」
「違う。それは断じてない」
あれ、意外ときっぱりだ…。
「じゃあ…なんで…」
「そんなの、恥じらって戸惑ってるかずくんが激マブだからに決まってるじゃん」
……この人は……真顔で言うなよ…。
「……わかった…可愛くはないから…とりあえず向こう行こうか…」
「はいはーい…んじゃ…これ貰ってくな」
本当に…この人は…っ…油断も隙もない…
そっと触れるような口づけを残し、彼は何事もなく皆の所へ戻って行ったのだ。
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