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「……うわぁ…やっぱ毛がふわふわだぁ…でも何か感触がリアルだな…」
「ああ…なんか母親が買って来てた…」
「……そっか…本当にふわふわで気持ち良い……」
ふと視線を下ろすと尻尾に触ろうと背伸びをして手を伸ばす拓真の姿があった。
……うん、届かないよな絶対。
啓吾は背が高いし、少し屈んでいるとはいえ拓真には到底届かない高さだ。
諦めたのか、しょんぼりして歩いていく拓真を呼び止めようとしたけど少しして拓真用の台を持って来ている姿を見て俺の口元は緩む。
弟馬鹿でもいい!拓真は可愛いの!
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