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台をゆっくりと床へ置いて、拓真はその上に乗る。
そして再び尻尾へと手を伸ばす。
あくまでこっそりと触りたいのだろう、拓真の表情は真剣そのものだ。
「……後ろがどうかしたのか?」
「……!」
「……いや、別に」
「……触るのはもういいのか?」
「…ごめん…もうちょっとだけいい…?」
「……謝る事じゃないだろ、別に…満足するまで触ればいい…」
よし…拓真、兄ちゃん時間は稼いだぞ。
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