たかみーのお泊まり

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「俺が全部やるんで鷹行さんはこの人の言うこと聞かなくて良いです」 「大丈夫です、和真君。こいつの言うことは最初から聞くつもりはありませんので。お茶の準備くらいはお手伝いさせて欲しいです…もちろんご迷惑なら無理にとは申しませんが…」 うう…こう言われると断りづらい…。 「迷惑なんてあるわけないです!…寧ろ凄く助かります…」 「では是非とも、この真壁にお任せ下さい。お茶やコーヒーを淹れるのは少しばかり自信があるんです」 「お前…こいつはないでしょうよ…」   爽やかに微笑む鷹行さんにぽつりと悠一さんは呟いた。
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