たかみーのお泊まり

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「はぁ…満足満足…かずくん今日もすっげー美味かった!ごちそうさまでした」 「兄ちゃん…あーがと…ごちそうさまでした…」 「とても美味しかったです、和真君。ごちそうさまでした。洗い物もこの真壁にお任せ下さい」 「お粗末様でした…って…た、鷹行さん!何か見つけてやろうとしないでー!俺やりますからっ!」 鷹行さんは言うが早い、空いた食器を持って行ってしまう。 俺は慌ててその後を追いかけた。 「かずくんったら…本人がやるって言うんだからやらせりゃいいのに…人に何かを頼むって行為にまだ慣れないんだなぁ…」 そんな悠一さんの呟きはもちろん俺には届いてはいなかった。
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