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クリシア「ウィルさん。もうハンナさんとあんなにフレンドリーに……」
扉を開け現れるレノ。
レノ「おーい、お客さんだ。お茶出してくれ!」
クリシア「はーい、ただいま!」
レノ「いや、ウィルにやらせてくれ」
クリシア「……えっ?」
ウィル「何でオレなんだよ」
レノ「いいから頼んだぞ。何でも経験しとけ」
と去っていくレノ。
ウィル「はぁ、わかったよ」
クリシア「(呟き)……私も何かできることが」
4 同・事務室
テーブルを挟んでレノと話し合っているジョセフ。
レノ「アンドロイドが命令外の行動をした?」
ジョセフ「こんなこと初めてで気味が悪いんだ。残りのウチのアンドロイド、おたくで検
査してもらえないか? 金ならあるから」
レノ「かまいませんけど。その……具体的に、命令外の行動って何をしたんですか?」
ジョセフ「それが、よくわからない機械のパーツを急に作り出してね」
レノ「(ハッとし)そのパーツってまさか……『MADE IN……』」
と、ドタドタと扉を開けてお茶を運んでくるクリシアとウィル。
クリシア「失礼します~」
ウィル「クリシアはいいって!」
クリシア「いいえ、私もウィルさんに手取り足取り教えたいんです!」
それを見てジョセフは引いている。
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