第二話 「屋敷の従者たち ~My heart’s whereabouts~」

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クリシア「ウィルさん。もうハンナさんとあんなにフレンドリーに……」    扉を開け現れるレノ。 レノ「おーい、お客さんだ。お茶出してくれ!」 クリシア「はーい、ただいま!」 レノ「いや、ウィルにやらせてくれ」 クリシア「……えっ?」 ウィル「何でオレなんだよ」 レノ「いいから頼んだぞ。何でも経験しとけ」    と去っていくレノ。 ウィル「はぁ、わかったよ」 クリシア「(呟き)……私も何かできることが」 4 同・事務室    テーブルを挟んでレノと話し合っているジョセフ。 レノ「アンドロイドが命令外の行動をした?」 ジョセフ「こんなこと初めてで気味が悪いんだ。残りのウチのアンドロイド、おたくで検  査してもらえないか? 金ならあるから」 レノ「かまいませんけど。その……具体的に、命令外の行動って何をしたんですか?」 ジョセフ「それが、よくわからない機械のパーツを急に作り出してね」 レノ「(ハッとし)そのパーツってまさか……『MADE IN……』」    と、ドタドタと扉を開けてお茶を運んでくるクリシアとウィル。 クリシア「失礼します~」 ウィル「クリシアはいいって!」 クリシア「いいえ、私もウィルさんに手取り足取り教えたいんです!」    それを見てジョセフは引いている。     
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