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一体目のアンドロイド・ロシュの胸部装甲を開き、配線を見ているレノ。
ウィルは道具をレノに運びつつ見学。
ウィル「見た目人間なのに、やっぱり中身は機械なんだな……」
レノ「ウィル、念のためグランギニョルの検査もしたい。エピタフィオスを取ってくれ」
ウィル「オッケー」
棺を開けるウィル。
だが、そこにエピタフィオスが無い。
ウィル「あれ……!?」
レノ「どうした、早くしろ」
クリシアもウィルの元へ駆けつける。
クリシア「レノさん、エピタフィオスがないです」
レノ「えっ!? メンテナンスした後に片付けなかったのか? クリシア、指示したよ
な!?」
× × ×(フラッシュ#S5)
研究室、装置の上のエピタフィオス。
レノ「メンテ終わったらそれ、しまっといて」
× × ×
クリシア「(ハッとし)! ……ごめんなさい。忘れてました」
レノ「もういい、作業中断。ハンナに連絡しろ」
クリシア「……はい。本当に、ごめんなさい」
8 同・応接室
ソファに腰掛け、しゅんとするクリシア。
そこへお茶を運んでくるメイド・メリル。
メリル「失礼します。このお屋敷に仕えるメリルと申します。クリシア様は飲食が可能な
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