第二話 「屋敷の従者たち ~My heart’s whereabouts~」

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ジョセフ「そ、そうか。ちゃんとやれるならいい」 レノ「(小声で)意外とちょろいな」 ジョセフ「何かいったか?」 レノ「(焦り)いえ、なにも! それより、これを作ったアンドロイドというのは?」 ジョセフ「ああ。ルアンナか、ついてきてくれ」 10 同・倉庫    倉庫を開くメリル。    そこには、無残に顔が半壊し動かなくなったルアンナが打ち棄てられていた。 クリシア「……ひどい!」 メリル「ご主人様のご意思に反した結果です。仕方がありません」 クリシア「仕方ないで片付けていいんですか!?」 メリル「(様子が変わり)私だって、悔しかった」    と、胸ポケットから金の小さなプレートを取り出して握り締める。 クリシア「……それは?」    そこへやってくるジョセフとレノ。 ジョセフ「メリル! 何をしている!? 倉庫の片付けなど指示していないぞ!」 メリル「(プレートを慌ててしまい)申し訳ございません。お客様をおもてなししており  まして」 ジョセフ「もてなし? こんなところでか」 クリシア「ジョセフさん! なんで彼女をこんな目に遭わせたんですか!?」 ジョセフ「使えないからに決まってるだろ。代わりならまた買えばいい」     
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