第二話 「屋敷の従者たち ~My heart’s whereabouts~」

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   ×   ×   ×(フラッシュ)    メリルが握り締める金のプレート。    ×   ×   × クリシア「レノさん、私に確かめさせてください」 11 同・ジョセフの書斎部屋    メリルを連れ、部屋に戻るジョセフ。    書斎の上にある、ルアンナが作ったパーツを拾いあげる。 ジョセフ「メリル、これも棄てといてくれ」    パーツを受け取るメリル、黙って動かない。 ジョセフ「メリル、どうした」 メリル「これ、何かわかりますか? ルアンナが何を作ろうとしていたのか、わかります  か?」 ジョセフ「知らないね。はやく捨てろ。気色悪い」    と、突然ジョセフに襲い掛かるメリル。    その瞳は赤く輝く。 メリル「どうしてわからないの!? ルアンナはあんなにあなたのことを思っていたの  に!」 ジョセフ「何する!? やめろ! 主人の指示が聞けないのか! メリル!」 メリル「あなたの指示にはもう従わない!」    ジョセフに馬乗りになり、その首を絞める。 ジョセフ「や、やめ……ろ!」    突如、オルゴールの音色が鳴り響く。 メリル「……!」    しかし、すぐに止まってしまう。 クリシア「やめてください。ルアンナさんが作ろうとしていたもの、これだったんですよ  ね?」     
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