第二話 「屋敷の従者たち ~My heart’s whereabouts~」

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メイドたち「ご主人様を放しなさい!」    ほうきなどの掃除道具でOGに立ち向かっていくが、まるで歯が立たない。    一体一体くちばしや羽ばたきで破壊され、その残骸はOGへ吸収されていく。 ジョセフ「やめろ! ボクはそんな指示はしていないだろ! やめてくれ!」    呆気なく最後の一体も破壊され飲まれる。 ジョセフ「そんな……なんでだ。なんでボクなんかのために……!」 クリシア「(怒り)……感情が、オーバーフローしましたああああっ!!!」    瓦礫を吹き飛ばし、OGへ何度もキックを叩き込むクリシア。    怯んだOGはジョセフを離し、天井を破壊しながら飛んでいく。    クリシアは倒れたジョセフを支える。    そこへ駆けつけるレノ。 レノ「クリシア!」 クリシア「レノさん! メリルさんが……」 レノ「ったく、勝手に無茶しやがって」 クリシア「……ごめんなさい」    そこへ駆けつけるウィル、ハンナ。 ウィル「おい、大丈夫か!?」 クリシア「ジョセフさんをお願いします」    と、ウィルとハンナへジョセフを託す。 ハンナ「わかった、任せて」 レノ「一発で決める。クリシア、頼んだぞ」 クリシア「(ハッとし)……はいっ!」     
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