1人が本棚に入れています
本棚に追加
メイドたち「ご主人様を放しなさい!」
ほうきなどの掃除道具でOGに立ち向かっていくが、まるで歯が立たない。
一体一体くちばしや羽ばたきで破壊され、その残骸はOGへ吸収されていく。
ジョセフ「やめろ! ボクはそんな指示はしていないだろ! やめてくれ!」
呆気なく最後の一体も破壊され飲まれる。
ジョセフ「そんな……なんでだ。なんでボクなんかのために……!」
クリシア「(怒り)……感情が、オーバーフローしましたああああっ!!!」
瓦礫を吹き飛ばし、OGへ何度もキックを叩き込むクリシア。
怯んだOGはジョセフを離し、天井を破壊しながら飛んでいく。
クリシアは倒れたジョセフを支える。
そこへ駆けつけるレノ。
レノ「クリシア!」
クリシア「レノさん! メリルさんが……」
レノ「ったく、勝手に無茶しやがって」
クリシア「……ごめんなさい」
そこへ駆けつけるウィル、ハンナ。
ウィル「おい、大丈夫か!?」
クリシア「ジョセフさんをお願いします」
と、ウィルとハンナへジョセフを託す。
ハンナ「わかった、任せて」
レノ「一発で決める。クリシア、頼んだぞ」
クリシア「(ハッとし)……はいっ!」
最初のコメントを投稿しよう!