1人が本棚に入れています
本棚に追加
パイロット(声)「おい、どうした! 応答しろ! 進路が乱れてる!」
滑走路の旅客機は、まっすぐ別の停止していた旅客機へ向かって走っていく。
未だに動かないヘムダル。
パイロット(声)「おい、何してる! やめろっ!」
突然意識を取り戻すヘムダル。
へムダル「……!」
急いで旅客機を停止させる。
だが、その先端部は別の旅客機へ衝突、めり込んでしまう。
パイロット(声)「ポンコツが! 名を名乗れ!」
唖然とするヘムダル。
滑走路ではサイレンが鳴り響いている。
へムダル「……へムダル、です」
2 タイトル
3 アースガル空港・ターミナルビル(夜)
大勢のケガをした人間や故障したアンドロイドが待機している。
大勢の医者が負傷者のケガを診断する中、破損したアンドロイドたちは列を作って
修理の順番待ちをしている。
列の先で作業をするのは……。
レノ「ウィル、34番の部品だ」
ウィル「わかった」
片腕がショートし、動かなくなったアンドロイドAの修復を行う、レノとウィル。
アンドロイドA「助かります。ご主人の荷物運びをこの後しなくてはいけないので早急
に」
レノ「はいはい、ちょっとお待ちを」
最初のコメントを投稿しよう!