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レノたちの隣では、ハンナが別のアンドロイドBの修理を行っている。
ハンナ「はい終わり。お大事にね」
アンドロイドB「ありがとう。指が動かなくなったらおしまいでした」
バイオリンケースを担ぐアンドロイドB。
ハンナ「こんど演奏、聞かせてね」
アンドロイドB「喜んで。では(と去っていく)」
ハンナ「もっとペース上げないと、陽が昇っちゃうよ、レノ」
レノ「わかってるよ。ったく技師も常駐させとけよ、この空港は……」
アンドロイドA「あの、早急に」
レノ「はい、すいません」
ボヤキながらも作業を続行するレノ。
ドリンクを持ったクリシアがやって来る。
クリシア「みなさん差し入れですよ。あと23人の方が順番を待ってます。頑張ってくだ
さい!」
レノ「はいはい、頑張りますよ~」
と、クリシアからドリンクをもらうとグビグビッと一気飲み。
手に持っていたスパナを放り、だらけるウィル、そのままドリンクを受け取り飲
む。
ウィル「あ~、しんどぉ。夜食とかも作ってよ」
クリシア「夜食ですか……勉強しますね」
ハンナ「ウィル、文句言わない。逆に、滅多にない経験だからねこれ。むしろ燃えてくる
じゃん! ……次の人どうぞ!」
レノ「(苦笑)ハンナは将来有望だよ」
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