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と、早速へムダルをチェックするレノ。
レノ「ちょっと見せてもらいますよ」
へムダル「……はい、お願いします」
メゼルド「アダマンズ……?」
取り巻きA「いいんですか、メゼルドさん」
メゼルド「……ああ。アダマンズ。彼はアンドロイド、そしてグランギニョル研究の第一
人者だ」
取り巻きA「……あの人が!?」
後からやってくるクリシア。
クリシア「レノさん! 何してるんですか!?」
メゼルドたちに謝りながら、レノに近づくクリシア。
レノ「見たらわかるだろ。修理だよ。クリシア、ちょっと手伝って」
クリシア「えっ、あ、はい!」
と、慌てて棺から道具を取り出す。
レノはヘムダルの胸部を開き、中を見る。
レノ「カム周りの神経回路が若干老朽化してる。ちゃんと検診しました?」
へムダル「はい。クリアしたはずですが」
メゼルド「やはり老朽化か。その機体は廃棄して、新型を配備させよう」
クリシア「それは極端すぎますよ!」
レノ「(クリシアを制し)少し時間をくれませんか? ウチが責任を持って検査するの
で」
メゼルド「(少し考え)1日だけだ。それでできないなら、その機体は……」
レノ「1日ですね。わかりました」
× × ×(時間経過)
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