序章

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序章

――昭和15年、日本陸軍は諜報活動を目的とする人材育成のための学校を、中野に設立する。 そこへ入学した学生たちは、東京帝国大学(現・東大)、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学などの出身で、士官学校でも優秀な成績の人材だけが集められた。 また、女子の諜報員育成のための女学校も同時に設立された。それが本編に登場する、陸軍中野女学校である。 陸軍中野学校の跡地は、現在『中野四季の都市』となっている。 陸軍中野女学校のほうは、当時、早稲田通りを挟んだ向かえ側に建てられ、現在も、同地に『中野桜学園』と改称され、現代教育の学校として生まれ変わって存続している。 このドラマは、現在の中野桜学園からはじまります。
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