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「 なんか凄い人でしたね鎌チョさん 俺感動っス 」 「 ありゃ本物の天才だな オマケに本物の変人だ 」 「 あれ本当にロボットが喋ってたんスか 俺 どっかで人が喋ってるんじゃあって疑ってしまいましたよ 」 「 そんなことして喜ぶヤツじゃねぇよあいつは しかしあっさりボロを出して拍子抜けだ 」 「 なんっス それ 」 「 実はな 海外の組織となんらかの取り引きをしてる可能性が高いんだ 道ノ端は 」 「 それってどうゆうことですか 」 「 ウランだ 自分で言ったろう 海外に亡命するか秘密裏に実験するしか手はないって 」 「 じゃあ道ノ端教授は闇でウランを入手して核実験かってにしてるんスか 」 「 あの手の学者は自分の研究のためなら悪魔にだって魂を売る 昔からの世の常だ 」 「 なんで隠してたんスか 」 「 お前 知ってたら顔に出んだろ 」 「 うわッ 信用0っスか 」 「 あたりめぇだ 」 「 で 百目ですっぱ抜くんスか 」 「 そのつもりだったんだがな あそこまで純粋に語られたらなぁ それにあのロボットを見ちまった 続きが見てみたいと思わねぇか海乃 」 「 鎌チョに猛烈に同意します 」 「 じゃあしばらくこの件は保留だ 誰にも喋るな 」     
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