影の頭脳

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豪邸が立ち並ぶ東京都学運谷林市で外交や富豪などを相手に建物管理をしている岩崎商事の新人社員、花形 譲一郎は同僚と出張先付近にある居酒屋の習州箱時と言う店での歓迎会に出ていた。 これから同期になる杏卓 懐司や水村 世榎や日稲 改十や布宏 稀皇や桑田 良武以や藤巻 藺素や渋谷 夜安や能津 恭之と複数の先輩で飲んでいた。 すると、終盤に差し掛かった時、先輩の小泉 英治が「クイズをしよう」と言ってきた。 先輩の同期はまた始まったという顔をしていた。 新入社員への恒例行事らしい。 「はーい、これから6つの早押しクイズを出す。正解したら会社特製の人生に役立つ文房具をあげよう! 第1問 120℃のお湯と80℃のお湯がある。熱いのはどっちだ? 第2問 日本で一番北にある県は何だ? 第3問 灰色の犬、薄茶色の犬、黒色の犬、焦茶色の犬、この中で吠えないのは? 第4問 答えは簡単。10+16÷2×4-6は? 第5問 春、夏、秋、冬、一年で一番日数が多いのは? 第6問 日本は山が多いが、上り坂と下り坂、どっちが多い? 以上。」
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