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忘れよう。
あまり考えても仕方ない。
修二がいるだけで幸せだもの。
もうすぐ仕事も終わるし明日は、修二もわたしもお休みだ。
たまには外で食事するのもいい気分転換になるかもしれない。
そうだ。そうしよう。
急いで修二にLINEするとOKの返事がきた。
仕事も終わり待ち合わせ場所へと浮かれた気持ちで歩いていた。
もうすぐ修二に会える。
出会った頃のことを思い出していた。
今日は、珍しく銀座で待ち合わせ。
反対方向から修二が走ってくるのが見えた。
手を振りながら修二は走っている。
「智花。待った?!」
少し待ったけどそんなことどうでもいい。
修二の腕に智花の腕を絡ませ2人は歩きだした。
「智花。何食べたい?!」
「う〜ん。修二とならなんでもいい」
と笑顔で応えていた。
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