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コスト面で見ても、『動物』を育てるには『場所・人員や器具・水と食料・光熱費等のエネルギー』が必要になりますので、それが0になればその分節約になりますし、その資源(場所・人員や器具・水・光熱費等のエネルギー)を使って『植物』を生産すれば、食料をより多く生産できます。 ※参考1:What If The World Went Vegetarian? URL:https://www.youtube.com/watch?v=ANUoAdXfA60 ※参考2:世界中の人間が菜食主義者・ベジタリアンになると何が起きるのか? URL:http://gigazine.net/news/20160328-world-vegetarian/ 2つ目は、生物濃縮による人体への悪影響を防ぐためです。 生物濃縮(生体濃縮)とは、ある種の化学物質が生態系での食物連鎖を経て生物体内に濃縮されてゆく現象を指します。 自然界(土壌・水質・大気)の汚染された環境で育った植物は、その汚染物質を含有します。 農薬を使った汚染、工場や隣国等から気流に乗って飛んでくる有害物質による汚染等、多岐に渡る汚染源により、今やほとんどの植物は少なからず汚染されていると思いますが、その植物を摂取した草食動物もまた、体内に汚染物質を蓄積していきます。 食物連鎖の過程を繰り返すうち、上位捕食者ほど体内での汚染物質濃度が上昇していくと言われています。 謂わば、食物連鎖による継世代毒性です。     
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