感覚過敏について

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私はことばの教室を1年(小3)、通級を3年(小4~6)やっており、中学3年間は特支学級(特別支援学級)に在籍していました。 ことばの教室は通っていた小学校の中にあったので、週に一度、通っていました。特に何をするでもなく、遊んでいました。ただ、できないことがあると怒られて、教室に返してもらえませんでしたね。ドアの前で通せんぼをされたのをよく覚えています。 通級も週に一度で、通級を行っている学校に、私は給食の途中で親に送迎してもらっていました。時間は人によって違います。自分から教室を抜け出せなかったり、忘れてしまうことが多くて大変でしたが。通級では、先生と母がノートを交換して、家ではこんな様子ですとか、今日通級ではこんなことをしましたとか、いろいろ書いてありました。先生と勉強やテストをしたり、スポーツをすることが多かったです。折り紙を一緒に折ったり、外で散歩することもありました。私は通級でやるスポーツはバドミントンと決まっていたんですが、今思うと、空間認識能力がどの程度なのか、軽く見ていたんだと思います。3年続けて、やっと100回以上連続で出来るようになったんですよ。その時はあまりノートを写すことはそこまで難しく感じていなかったんですけどね。今では全くできません。 特支学級は2種類あって、知的障害のある生徒の在籍するクラスと、知的障害のない自閉症などの生徒の在籍するクラスがあります。私は後者に在籍していました。その時の状態を見て、通常学級に行ったり、特支の授業を受けたり、外を散歩したり。校舎を抜け出しても気付かれなくて、大騒ぎになったことがありますね。経験の浅い人だと、普通は普通はと言って生徒に合った指導をしてくれません。困っていることがあっても伝えられない生徒が多いので、きちんと生徒一人一人の状態とか、発達障害を持ってるならどんな特性があるかとか、知ろうとしてくれる先生じゃないととても困ります。中には、過去に何度か似たような生徒を受け持ったことがあるんだよ、と言って、自分はアスペルガーについては何でも知ってるんだ!みたいな先生や陰でこそこそ悪口言う先生もいましたよ。結局知ってることは耳が良いということだけでしたけどね。それでも、集会の時声うるさくなかった?とか寒いけどお腹痛くない?と心配してくださる先生もいました。
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