やっちゃんの日記帳

キャンプ

食材は前もって刻んであるので包丁は使わず、時間の短縮になる。
火をつけフライパンに油をひき野菜をいため麺を入れ、塩胡椒をしてソースを絡めたらあとは食べるだけ。

食べるころになってやっと子供と夫が帰ってきた。
時間を見計らって帰ってきたのだろうか。
私はいらいらしながらお皿の準備をする。

さすがに後片付けはみんなでしてくれるので私のイライラも治まり、やっとキャンプらしい癒しの時間が訪れる。

夕ご飯はカレーライス。いつも昼ご飯はヤキソバ、夕ご飯はカレーライスと決まっている。
カレーライスは主人の担当だが、手伝わないと機嫌が悪くなるのが分かっているので、
「何したらいい？」
と言って、手伝わせてもらう。

「じゃあご飯炊いて、ハンゴウで。」といつも主人に言われる。
ハンゴウでご飯炊くの難しい。小学生の時にハンゴウ炊飯という行事があって〇〇少年の家というところで実習した覚えがある。

マキや炭火で炊いたハンゴウのご飯はおいしい。少し硬めだけど。おこげもあるけど。それがおいしい。

火の上に網をかけその上にハンゴウを載せハンゴウから煮汁が少し出てきたらどこかにひっくり返して蒸らす。そう習ったと思うけど。

キャンプに来るたびに思い出しながらやってみるのだけど、なかなかうまくいかない。

上手にハンゴウのご飯が炊けないのがキャンプ。
テントを張って今回も上手にできたと満足するのがキャンプ。
焼きそばとカレーライスがおいしいのがキャンプ。
疲れているのになかなか寝付けないのがキャンプ。
朝のさわやかな空気が気持ち良いキャンプ。
行き帰りのドライブが楽しいキャンプ。
キャンプ場周辺の自然が心地よいキャンプ。
でも、ちょっと準備が面倒なキャンプ。
なんだか楽しかったような気がするキャンプ。
…

また、キャンプに行きたくなるキャンプ。

でした。