交通事故

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交通事故

ある日の朝 やっちゃんは子供を幼稚園へ 車で送っていきました その途中 いつも通る 車二台が並べるくらいの 少し広い一車線で 左の路地から車が ノロノロと出てきました そこの角には 車の解体やさんのような 工場があって 出てきた車はそこに行こうとしていると 思ってしまったのが運のつき 突然 私の車めがけて スピードを出し ビュンと出てきました 咄嗟に 右端ギリギリを通れば当たらないと思ったのですが 出てきた車は道路の真ん中へ出たかったようで 私の車を押しながら止まったようです 私は 40キロ制限のまっすぐな道だったので 40キロで走行中 向こうはこちらを見ていて 止まってくれると思っていたので私はそのまま通行し ぶつかりました 道路の真ん中で止まるのは 交通の邪魔になると思い 少し離れたところに車を止め すぐに警察に連絡 ぶつかったところへ歩いて戻ると 角の解体やさんらしきところで 当て逃げされたと 相手が被害者ぶっていました 私が 大丈夫ですか? と声をかけると 工場の人が 「あんた!逃げたらいけんが!」 と私を責めます そこで 警察に電話したから 代わって話してくださいと 相手に電話を渡しました 勢いのあった相手も 警察と聞くと 少しおとなしくなり 話が終わり 私に電話が帰ってきました 警察の人は 車が動くなら 警察署まで来てください そこで話を聞きますと言うので ムカつきながらも 土地勘のない相手に親切に応対し連れていきました 婦警さんが威厳のある態度で 怒ったように事情を聴きます どこでぶつかったんですか? 私が ここかなぁ? と指差すと 相手が嬉しそうに こっち! と指差したのは 一方通行の路地でした 相手は自信たっぷりに 自分は逆走しました と宣言しました なのになのに 二人で話し合ってくださいと 言うだけで 警察の書類を書いて あとは保険でしましょうと言うことになりました 相手は 仕事で他の市から来ていたようで いつも通る道しかわからない というので 行き先を聞き 親切に途中まで案内してあげました
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