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シュウマイから中華へ
小学生の頃、町にあるデパートの食堂でシュウマイを食べるのが日曜日の楽しみだったな。
野菜が嫌いだった私でも、そのシュウマイに添えられた千切りのキャベツは何故かおいしかった。
アラフィフとなった今では、シュウマイよりギョウザとビールだけど。
私の実家ではシュウマイもギョウザも手作りすることはなかったが、嫁ぎ先ではお姑めさんがギョウザを手作りしていた。
それにならい私もギョウザを手作りするようになり、家族で夕御飯に食べるようなものなら100個は覚悟して作らなければならない。
うんざりしながらも、美味しいと言って食べてくれる家族の顔を思い浮かべるとやる気が出てくる。
うちのギョウザはとてもさっぱりしたもので、初めて食べたときは少し物足りなかった。
それでも何度も食べていると、その素朴さの虜になるのよ。
そのうち、餃子だけではさみしいと、八宝菜、麻婆豆腐、唐揚げに挑戦。
今は、エビチリを上手に作ろうと頑張っているところだ。
あと何品の中華料理をマスターできるか、たのしみだ。
手作り中華でフルコースなんて夢かなぁ?
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