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キーンコーンカーンコーン……
チャイムの音が鳴った。
今日の授業はこれで終わり。
さっさとコンビニでタ●ン●ーク取りに行こう。
急いで帰りの準備をしていると、後ろから声を掛けられた。
「永和、今日一緒にカラオケ行かない?
由奈と琴梨も行くって言ってるし…。」
今私に話掛けている女の子は木原 ほのか。
小学校からの付き合いで私の一番の親友。
いや、もはや腐れ縁状態。
「あー、今日はちょっと無理かな…。
その前にしばらくは一緒に遠出とか出来ないかも…。」
「え?なんで?」
「なんで?って…。現在、御財布の中身が寂しい状態なの。
だから、しばらくはお金使いたくないというか…バイトしようかなと…。」
「マジで?
じゃあ、仕方ないよね…。
お金に余裕ができてきたら言って!
遊びに誘うから!」
「うん!ありがとう!
んじゃ、また明日ね~。」
「バイバーイ!」
ほのかはおもいっきり私に手を降った。
いつ見ても、ほのかは元気過ぎるわ…。
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