霧の猫

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ちょっとロマンチックね。ジェリーはそこへ至る道を知っているのだろう。 「ジェリー。一人で楽しんでいないで、たまには私も霧の向こうへ連れてってよ」 その時、風に乗ってふんわりとバラの香りが漂ってきた気がした。 本当にどこかにあるのだろうか。 霧の向こう側の秘密の花園・・バラの咲き乱れる秘密の庭が。 ー 霧の猫 完ーimage=509782050.jpg
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