いつかを夢見て心に描いた未来のキャンパス

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 忘れるもんか。  絶対に、忘れるもんか。  それが苦しくても、それが愚かでも。  僕は絶対に捨てない。  心から笑顔でいられたあの頃の思い出を、今も忘れない。 † 「――っ」  執筆しながら夢を見ていたのか。  一瞬だけ意識が飛んでいたような気がする。連日の徹夜が響いたのかもしれない。  ふと、キーボードの手を休めて、またすぐ再開した。  立ち止まって、なんていられない。  
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