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にちじょう
夏休みが開けてから1週間がたった。
未だに、あの時の感覚が忘れられない。
ちなみにあの後現像してもらった写真は、出来栄えに我ながら感心してしまい、部屋にあるお気に入りの写真を集めているコルクボードに貼った。
見るのは僕だけだし、彼女の言っていたことは守れるだろう。
きっとあんな体験はもう二度とできない。
だけど、出来ることならもう一度彼女を撮りたい。
この気持ちは、一体何なのだろう…
「…ろ、…ヒロ!」
「っ、ごめんなさいっ!」
突然自分に向けられた大きな声に驚き、肩がビクッと震え、硬直する。
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