悪魔の証明

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「…………っいち、ん、……」 「敬吾さん今日感度むちゃくちゃ良いですね……」 ぞくぞくと這い回る熱に震えながら、敬吾は楽しげに笑っている逸の首から腕を下ろした。 抱きついていたい気持ちもあるがそれよりも、もっと逸に触れられたい。 それを知ってか知らずか逸はすぐに体を起こし、敬吾の肌を浚い尽くすように舐め、撫でる。 その度に敬吾は細く声を漏らした。 「もー、ほんっと可愛いなあ…………」 「あ、ゃ……」 「声でも感じちゃいます?」 限度を知らない悪童のように笑いながら、逸が持ち上げられていた敬吾の膝を開かせる。 チューブの蓋が開く硬質な聞き慣れた音が響くと、敬吾の表情が僅かに猥溶した。 「……ちょっと冷たいですよ」 「へーーー、」 更に悪どく笑うと、逸は敬吾の谷間を割り開き、チューブの口を充てがう。 すぐに敬吾の内腿が緊張し、腰を引かれる前にと逸がチューブを強く握った。 「っんーーー……!!!何っ、や、やーー……!」 「ああ敬吾さん上手……」 「っあ、冷た……っばか!」 聞くに耐えない音がして、冷たい口が離れる。 「っは、敬吾さんほんと上手、ちゃんと飲み込んで……」 「ばか!!冷たいー…!!」 「そうですか?熱くなってこない?」 「へ、」 「温感のやつだから。あったかくなりますよ」 「んっ……!」 乱暴に尻を鷲掴むと、こすり合わせるように逸が強く揉む。 今注がれたばかりの潤滑液があまりに淫猥な音を立てて、徐々に熱を生んでいく。
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