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慣れない熱さがあまりに刺激的で、敬吾は暴れだしそうな喘ぎを必死で堪えた。
「ああエロい……、敬吾さんが自分で濡れちゃってるみたいです」
「っるさい、ばか………っあ!」
逸が敬吾の腰を丸めさせ、そこを高く持ち上げる。
その羞恥に敬吾の膝から下が暴れるが逸は気にも留めなかった。
それどころか気付いてすらいない様子で、溢れる粘液で濡れていく敬吾のそこに唇をつける。
「っ!!!!? やめろっ何してーーーー」
「んん……?」
「やだ!岩井、っ!舐め、るのはヤだーー……!」
「嫌だ?絶対?」
「やだ……!」
その言葉通り敬吾の表情から快感は垣間見えず、羞恥まみれで、泣き出しそうに赤い。
が、逸としてはその表情も燃料だ。
「ん、逸、やだってば……!」
「んー……」
「逸っ、……!」
「……本当に?震えてきてますけど」
「違う…………っ」
あまりに頑なな表情に逸が苦笑する。
「……じゃあまた今度、ゆっくり」
「ぁーーーー……!」
浮かせていた腰を下ろして中指を埋め込むと、敬吾が切なげに脚を体に寄せた。
むず痒いような感触で焦らされたそこがいつも以上に敏感で、体を張り詰めさせることでしか正気を保てない。
それをまた引きずり下ろして開かせながら、逸が指を往復させる。
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