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ユダヤ人とは
核心部分に触れる前に知識として入れておかなければならない歴史の勉強があります。第二章では「創世記」と題して、それを分かりやすく解説いたします。私達のルーツに関する非常に重要で驚愕するお話です。まずはユダヤ人(ヘブライ人)の歴史を簡単に説明しておいた方が良いでしょう。
●3000年以上前に、ユダヤ人たちはエジプトで奴隷生活を送っていた。
●BC1290年頃に、彼らはモーゼに率いられてエジプトを脱出する。
●BC1020年にはダビデ王がパレスチナの地にヘブライ人の王国を建設し、エルサレムを首都とした。ヘブライ王国は次のソロモン王の時に最盛期を迎えるが、BC922年頃、イスラエル10支族から成る北朝イスラエル王国と、2支族から成る南朝ユダ王国に分裂した。
●両王国は約200年間、力を競い合ううちにイスラエル王国はBC721年、アッシリアに滅ぼされユダ王国はBC586年、新バビロニアに攻撃され滅亡した。数万人のユダヤ人はネブカドネザル王によりバビロンに強制連行され、解放まで約半世紀、捕囚として苦難の道を歩まされた。
●捕囚としての生活は反って民族の結束を強くし、宗教信仰を強固にした。「試練に耐えれば偉大な民族になる。将来仲間の中から救世主が現れる」と云うメシア思想が育まれた。この苦難の時代に「旧約聖書」の編纂が始まったのであった。
イスラエルの12支族のうち、離散した北朝イスラエル王国の10支族が『失われた10支族』と呼ばれ、彼らがどこへ消えたのかが、いまだに謎となっています(一般の見解では)。しかし流浪の民となった失われた10支族は世界各地へ散って行きました。現在世界を支配するアシュケナージと呼ばれるユダヤ人はその末裔といわれパレスチナの地に再び大イスラエル帝国を築こうという危険な「シオニズム思想」を持ったシオニスト達です。その彼らが牛耳るアメリカ・イギリスがイスラエルの隣国侵略と虐殺を全面的に支持する事は当然といえば当然なのです。
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