日本に根付くヘブライ文化

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●神社の入口には必ず鳥居が立っている。鳥居のもっとも古い形は左右2本の柱だけだった。古代ヘブライの神殿にも入口に左右2本の太い柱が立っていた。イラストなどを見ると石造の神殿の玄関部分に2本の柱があり、その柱と上部の鴨居だけが木造になっているものもある。 ●柱の基部には各2頭ずつの座った獅子の像がある。この外観は日本の神社の鳥居と狛犬と同じである。ちなみに「トリイ」はヘブライ語アラム方言で「門」という意味である。 image=509828240.jpg ●現在でもユダヤ人は祈りの時に旧約聖書の言葉を収めた 「ヒラクティリー」と呼ばれる小さな小箱を額部分に付けるのだが、これは山伏(やまぶし)が頭につける「兜巾(ときん)」と使用方法が同じである。また、山伏が吹く「ほら貝」の音はユダヤ人の祭りに使われる「ショーファー」という羊の角で作った吹奏器とそっくりである。日本には当時羊がいなかったためその代用と考えられる。 image=509828241.jpg
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